焦らずゆっくり断末魔

FXの合間にまんがを読むつもりが、まんがを読む合間にFXをしています。主食はBLです。FXはまだまだ勉強中です。

【読んだ】合理的な婚活

 

 BL作家さんが婚活をする過程を描いたまんがです。仕事柄というか性格的にというか営業肌の作者が、小なし・別居・所得を分ける結婚を目指して婚活道をまい進する様子を面白おかしく描かれています。(作品内でも触れられていますが、タイトルにもなっているとおり当初DINKs目指してるということだったけど、この条件はそもそもDINKsではないというのは置いておいて…)

結婚に対してというか、家庭を築くことに対しての具体的な目的は人によって違うので、合理的というのもかなり個人差があるだろうなと思います。作者の横島さんの場合は条件がはっきりしていてなおかつ多数派ではないだろうものなため、この人にとってはアプリでの婚活がやりやすかくマッチングアプリを使った内容が主。片田舎ではなかなか同じように使いこなせない部分で、過疎地出身のわたしはムムムと思いつつも、ライフスタイルや環境を鑑みるとやはりマッチングアプリが最高に婚活道具として使いやすかろうなと。当然といえば当然なのですが、さすがだなあと思ったのは、いちいちマッチングして会った相手に自分がBLまんがを描いていることと、この婚活もまんがに描いていいかをちゃんと確認しているところです。これはあくまでも私の妄想ですが、まんがにはしてほしくないという人もいたんじゃないでしょうか。そんな人のなかにもきっと面白い人がいたんだろうな、横島節で読んでみたかったなと。

参考になるかならないかで言うと、これはたしかに婚活の参考になりますが、ハウツー本ではないです。そこを注意してご参考になさってください。読み物としては面白い。色んなタイプの相手とマッチングしては時に冷静に、時にBLに逃避しつつも続々と婚活し続ける様子は読んでいて面白いです。