【読んだ】ララの結婚1巻
SNSのプロモーションで見かけて、絵も好きだし話の続きが気になる…ていうかこれって…むむむエッチの予感…と思って即!電子書籍を買いました。
あらすじとしては、妹の代わりに女装して嫁入りした主人公ラムダンが頃合いを見て逃走しようとしているもののお相手は最初からそのつもりでラムダンの嫁入り偽装を企てていたため媚薬を盛られて婚儀のあとのなかよし儀式が大変盛り上がってしまい、その後逃げるに逃げられず…っていうものです。ざっくり。
作者のためこう先生はNLでも人気作があり、かわいい絵柄でとっつきやすいですが、過去のBL作品は割と救いのない世界観のものや退廃的かつ刹那的な閉じた雰囲気の作品も多く、またそれがとても面白いのですが、今回の作品はとにかく前向きな主人公が引っ張る異国ファンタジーで、内面のどろどろ部分はそんなにありません(少なくともまだ1巻ではその様相は呈していません)好いた相手を手に入れるために手段を選ばないというのはやや心の闇的な要素かもしれませんが、愛ゆえ…というのがわかる描写が多く、ほの暗い気持ちになっているのは主人公だけで読者はそういう気持ちにはならないと思うのです。
1巻の最後は、今後話をひっかきまわしそうなムードをぷんぷん漂わせながら新キャラが登場し、2巻が待ち遠しい限り。はーあ、続き気になるしこれ週刊ジャンプで連載してほしい(無理)。